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◆息のにおいで、がん診断! [がん健診]

息のにおいで、がん診断!

がん  息で手軽に診断⇒将来はスマホに搭載

人の息だけでがんや糖尿病などにかかっている疑いを診断できる高精度センサーが産官学合同で開発され、
2022年にも実用化される見通しとなったという。(ヨミドクターより)

 将来的には、センサーをスマートフォンなどに組み込み、個人でも手軽にチェックできるようになる可能性もあるという。
早期発見で、膨らむ医療費の抑制にもつながると期待される。

 国立研究開発法人の物質・材料研究機構(NIMS、茨城県つくば市)が中心となり、
呼気のにおいを分析し、含有物質を高精度で判別できる小型センサーを開発した。

京セラ、NEC、住友精化、大阪大、スイスの精密機器メーカーと合同で実用化を進めているという。

 数ミリ四方の小さいチップであるセンサーに搭載された「膜」が呼気の特徴を検知し、
がん患者の呼気に含まれる特有の物質の有無などをチェックしてがんの疑いがあるか判定する仕組み。

センサーを搭載したり接続したりしたスマホやパソコンなどにグラフや数値で結果が示されるという。

 NIMSによると、センサーの精度を高め、
においに関するデータを蓄積していけば、がんの種類も見極められるようになる可能性が高いという。

 糖尿病や腎臓病、肝臓病、ぜんそく、ピロリ菌なども呼気に特徴が出るといい、センサーでさまざまな病気の判別ができるようになりそうだ。

医療機関の診断のほか、個人が健康や病気をセルフチェックする機器として用いることが検討されている。

 小型センサー1個の製造コストは数百円ほどで量産できるという。

実用化には、がんのにおい物質に関するデータの収集や精度を高めるための開発、国による医療機器の認証などにより、6年ほどかかる見通し。

 がんに詳しい日本医科大の宮下正夫教授(消化器外科)は、
「がん治療には早期発見が有効だ。呼気による簡単な検査が普及すれば画期的だ」としている。

☆病気とにおい、近年に研究進む
呼気でさまざまな病気を診断する方法は、欧米で10年以上前から研究が始まり、日本でも近年注目を集めているという。
九州大などのグループは2011年、がん患者の呼気をかぎ分ける「がん探知犬」を使い、がん患者に特有のにおいがあることを英国の医学誌に報告した。

 順天堂大でも、食道がんを呼気で判定する方法の研究を進めている。

 九州大と共同研究を行う「セント・シュガージャパンがん探知犬育成センター」(千葉県)の佐藤悠二センター所長によると、
乳がんや肺がんなど5種類のがんについて、それぞれに特有のにおい物質を突き止めたという。

今年からは、がんを診断する呼気センサー開発に向けた本格的な実験に入る。(ヨミドクター)

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◆腫瘍マーカーのこと [がん健診]

腫瘍内科医・高野利実(たかの としみ)さんの記事をヨミドクターで読みました。

◆腫瘍マーカーが使われる目的

(1)がん検診(がんの早期発見)

(2)早期がん手術後の経過観察(再発の早期発見)

(3)進行がんの「病気の勢い」の評価(治療効果判定)


「偽陰性」や「偽陽性」は多い

本当は、がんがあるのに、検査では陰性(腫瘍マーカー正常)の結果が出ることを、「偽陰性」と呼び、
本当はがんではないのに、検査では陽性(腫瘍マーカー高値)の結果が出ることを、「偽陽性」と言うそうです。


=腫瘍マーカー検査を受けるにあたり注意すること=

• 検査を受ける目的は何か

• 検査の精度はどうか(偽陰性や偽陽性の可能性がどれくらいあるのか)

• 検査結果をどう解釈し、どう行動するか

• 検査を受けることによって得られる利益は何か

• 検査を受けることによって生じる不利益は何か

なんでもかんでも検査は受けた方がよいとは考えず、検査による不利益の存在も知っておく必要があるということですね。

 
前立腺がんのPSAや、卵巣がんのCA125や、肝臓がんのAFPなど、
一部の腫瘍マーカーは、「早期がん」でも数値が上昇するため、がんの早期発見に活用できる可能性があるが、

その意義がないことを示した臨床試験もあり、また、PSA検診によって救われる命があるとしても、それよりもはるかに多い人々に、偽陽性や過剰検査や過剰治療などの不利益が生じることがわかっており、世界的にも意見が分かれているとのこと。


高野利実医師は、健診では腫瘍マーカーは、受けない方がよい、という意見ですね。

健康診断を扱う業者の中には、腫瘍マーカー検査を「オプション」として提案し、追加料金を取っているところもあるようだが、「オプション」と聞くと、なんだか、やっておいた方がよさそうな気になりがちだが、腫瘍マーカー検査の目的や、それに伴う不利益をよく理解した上で、適切な判断をする必要がある、と。
 
 
不安にかられながら、いろんな検査を受け、
「がんでなくてよかったです。これですっきりしました」と満足する方もいますが、
「肉体的にも精神的にも疲れたし、今も、もやもやが残っています」
という人の方が多いのでは、と。


「再発の早期発見」に意義は

(2)の「再発の早期発見」の目的で腫瘍マーカーを使うことについても、いろいろと議論がある。
(1)と同様、「偽陰性」や「偽陽性」の問題は、ここでも生じる。

真の「陽性」であった場合、がんの再発を早期に発見できたということになるが、再発を早く見つけて、症状が出現するより前から治療を開始する意義があるのか、というポイントも考える必要がある、と。

大腸がんであれば、再発を早期に見つけて、手術などで根治を目指すことがあり、その意義は、臨床試験でも証明されている。国内外の、大腸がんのガイドラインでは、CEA等の腫瘍マーカーを、(2)の目的で測定することが推奨されているとのこと。

一方、肺がんや乳がんの場合は、
(2)の目的で、CEA等の腫瘍マーカーを測定する意義は示されておらず、国内外のガイドラインでは、
「手術後の経過観察中に、腫瘍マーカーを漫然と測定すべきではない」とされている。

乳がんについては、手術後の経過観察中に、腫瘍マーカーを含む検査を頻繁に行うグループと、行わないグループを比較するランダム化比較試験が、日本でも行われており、その結果が待たれているとのこと。

 
◎腫瘍マーカー(しゅようマーカー):
がんの進行とともに増加する生体因子のことで、主に血液中に遊離してくる因子を抗体を使用して検出する臨床検査のひとつである。
 

◆高野利実(たかの としみ)腫瘍内科医
東京生まれの神奈川育ち。
1998年東京大学医学部卒。
2010年より虎の門病院臨床腫瘍科部長。
国立がん研究センター中央病院、東京共済病院などで、抗がん剤治療を専門に手がける。
がん薬物療法専門医会代表も務める。

医療機関


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