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◆薄毛の悩み 治療 科学的か見極めて [頭髪治療]

薄毛の悩み 治療 科学的か見極めて  

Q&A 日本皮膚科学会の男性型脱毛症診療指針の策定委員会委員長を務めた坪井良治さんに聞きました。

 ――診療指針を作った狙いは何でしょうか。

 科学的根拠に基づかない治療法や施術が横行し、それらに高い費用を支払って漫然と受け続ける患者が少なくありません。欧米にはすでに指針がありますが、人種や医療制度などに大きな違いもあるため、わが国の実情に即した指針を作りたかったのです。

 ――評価は「強く勧められる」というAをトップに5段階になっていますが、どのような根拠で評価したのですか。

 ある治療法を行った患者さんと行わなかった患者さんとの比較、たとえば薬の場合、本物の薬を飲んだグループと偽薬(プラセボ)を飲んだグループとで、効果の差がはっきり出た、といった臨床試験が多ければ多いほど、その治療法の評価は高くなります。こうした研究を記した論文があるかを国内外で調べ、その研究の質も検証したうえで評価しました。

 ――医師が処方する飲み薬のフィナステリド(商品名・プロペシア)はA評価ですが、注意する点は。

 この薬は保険が使えない自費診療になります。
また、この薬を飲んでいると、前立腺がんの検査で調べる血清PSAの数値が下がるという研究もあるため、服用中の人がPSA検査を受ける場合は、医師にきちんと伝えることが大切です。

 ――薬局で買える塗り薬のミノキシジル(商品名・リアップ)もA評価ですね。

 もともとは高血圧の内服薬として開発された薬ですが、塗るだけでは血圧を下げる効果は出ません。しかし、高齢の方が量を多く塗るとふらつきなどの症状が出ることもあるので、適正な量を守ってください。

 ――たとえばA評価の薬と、「用いてもよい」というC1評価の育毛剤を併用してもいいのでしょうか。

 はっきりとしたデータはありませんが、効果が高まる可能性はあります。

 ――自毛植毛が「勧められる」B評価なのに対し、化学繊維で作られた人工毛を植える人工毛植毛は、「日常診療において使用しないよう勧告する」としてD評価になっていますが。

 人工毛植毛術については、皮膚が陥没したり傷跡が残ったりする報告があり、米国では使用を禁じているほどです。利益が危険性を上回る根拠は乏しい、と判断しました。

 ――薄毛については、気になる人もいれば、気にならない人もいますね。

 客観的に見て大した薄毛ではないのに、不安から薬を欲しがる20歳代の男性は多い。薄毛の悩みは、症状の度合いというよりも、「不安の度合い」と言えるでしょう。その不安につけ込む育毛サロンや医療機関もあるのです。治療や施術を受ける際は、科学的根拠に基づいている方法なのかどうか、遠慮せずに質問してください。
(山口博弥)

☆坪井 良治(つぼい・りょうじ)さん
1980年防衛医大卒。順天堂大助教授を経て2002年から現職。毛髪科学研究会事務局長東京医大皮膚科教授 

(読売・医療大全記事より)

☆東京医科大学・皮膚科関連リンク:
東京医科大学・皮膚科と坪 井 良 治教授関連リンク


◆薄毛の悩み 女性には塗り薬を推奨 [頭髪治療]

薄毛の悩み 女性には塗り薬を推奨
 
 福岡市の会社役員のB子さん(49)は、2006年ごろから薄毛を意識するようになった。髪のボリュームが減った。光が頭に当たると地肌が透けて見える――。

 仕事も家事もこなしていたが、常に頭の片隅で薄毛のことが気にかかる。部分かつらや育毛剤なども試した。でも、満足のいく結果は得られなかった。

 そこで昨年10月、同市にある頭髪治療専門の「城西クリニック福岡」を訪ね、無料のカウンセリングを受けた。同クリニックでは薄毛に悩む女性の受診が年々増え、今では患者の3割近い。ある国内調査では、成人女性の3割が薄毛だと回答している。

 院長の小西さわ子さんによると、女性の薄毛は男性とは異なり、生え際が後退するのではなく、全体が均等に薄くなりやすい。

 「女性でも、年をとれば髪は細くなり、ボリュームは減る傾向にあります。ある程度の薄毛は普通の変化だと説明するだけで、不安が和らぎ、そのまま帰る女性も少なくありません」と小西さんは話す。

 女性特有の要因もある。出産、閉経、ピルの使用中止など、女性ホルモンの変動によると思われるケースのほか、女性に多い甲状腺疾患、急激なダイエットでも薄毛は進む。それでも、男性と同じく、遺伝的な要因が最も大きいという。

 日本皮膚科学会が今年4月に発表した診療指針は、女性の脱毛症に「強く勧められる」A評価の治療として、市販の塗り薬ミノキシジル(商品名・リアップ)だけを挙げた。女性用の商品も出ているが成分は男性用と同じだ。

 B子さんは毎日、ミノキシジルを風呂上がりに頭皮に塗った。3か月後、産毛が増えて抜け毛も減ってきた。今は薄毛も目立たなくなり、美容師と「パーマをかけましょうか」などと話ができるのがうれしい。

 一方、診療指針は、男性にはA評価とした飲み薬のフィナステリド(商品名・プロペシア)を、女性には使わないよう勧告している。更年期以降の女性を対象とした海外の臨床試験で「無効」という結果が出ているほか、妊婦への投与が胎児の正常な発育に影響を与える恐れがあるからだ。

 なお、昨年、ミノキシジルを1%から5%に高めた製品も男性用に発売され、指針では5%の使用を勧めている。男性の場合、フィナステリドと併用すると効果が高まるともいわれ、指針でも併用を認めている。

(読売・医療大全記事より)
☆城西クリニック福岡と小西さわ子医師については、下記リンク先にてご覧ください。◆城西クリニック福岡

◆男女に共通なものと違うものがあることに注意ですね。


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