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◆聞けない患者 [ガン治療と性]

がん治療と性 聞けない…患者「情報を」
 

舩越園子さん 「命にかかわる病気の治療をしている医師を前に、性のことはどうしても質問できませんでした」

 自身の子宮頸がん体験を基に、2010年1月、「がんと命とセックスと医者」(幻冬舎ルネッサンス)を出版した在米ゴルフジャーナリスト舩越園子さん(47)は、そう振り返る。

 07年秋、子宮頸がんで、子宮の一部を切除する手術を受けた。早期だったが、頭から離れなかったのが「セックスはどうなるのか」という不安だった。インターネットでも、疑問にずばり答えてくれる記述を見つけられなかった。

 診察のたびにのどまで出かかるが、聞けない。「不謹慎な女だと思われるのでは」「忙しい医師に聞いたら怒られる」と気後れした。「患者が自分から聞くのはハードルが高い。医療者の方から水を向けてほしい」と舩越さんは話す。

 「問診票に、性の質問も書く欄も設けてくれたら、患者も聞きやすいと思う」と話すのは、フリーライターの長谷川まり子さん(45)。恋人の男性(49)が07年に悪性リンパ腫と診断された後の2人の性を、「がん患者のセックス」(光文社)として10年9月、出版した。

 

長谷川まり子さん 恋人は2か月の入院での抗がん剤治療で体重は10キロ・グラムも減った。通院治療に移行し、生活もやや落ち着いたころ、体力の回復を確かめたいかのように、彼の方から求めてきた。


 しかし、医師には何の説明も受けていない。抵抗力の落ちた体に影響はないのか不安だ。インターネット情報を基に試みたが、それで良かったのかどうかの保証はなかった。「性はがん患者の生活の大切な一部。もっと情報を」と訴える。

 独協医大公衆衛生学准教授(内科医)の高橋都さんは、10年以上前からがん患者と性の問題に取り組む。研究会を作り、治療が性機能に与える影響などについて、医師や看護師向けの研修会を重ねてきた。毎週1回、東京都内のクリニックで、がん治療を受ける女性のサポート相談室も開く。

 患者向けにアドバイスした本やホームページも増えてきた。高橋さんは、「医療者の認識も変わってきている。患者さんもどうか勇気を出して、性の悩みを相談してほしい」と話す。(岩永直子)

(読売・医療大全記事より)
◆独協医大公衆衛生学准教授(内科医)の高橋都

◇この記事をきっかけに、情報をより多く共有できるようになればいいですね。


タグ:ガン
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