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◆乾癬 おしゃれもあきらめない [皮膚病]

乾癬 おしゃれもあきらめない
 

 割れやすい爪を人工爪で保護しながら、おしゃれも楽しんでいる大蔵さん 「『結婚も人生もあきらめた』という患者も多いけれど、今は人生を変えられる薬がいっぱいある」

 「東京地区乾癬患者友の会」の役員として、患者団体の国際会議に参加するなど、元気に活動する大蔵由美さん(51)は訴える。

 乾癬は、治療の選択肢は広がったが、副作用を怖がり、治療に消極的な人も多い。患者歴30年の大蔵さんは「人生において何を優先するのか。仕事や恋愛など、やりたいことが、やれる年齢にできないのはもったいない。もし副作用が出たら、その時に別の治療を考えればいい」と前向きだ。

 大蔵さんは、子どもが小さいとき、一緒にプールに入れないのがつらかった。そこで夏に温泉リゾートに行く目標を立て、以前は副作用がいやで飲まなかった免疫抑制剤を3か月間服用した。症状は消えて、子どもとプールに入れた。

 大蔵さんの場合、皮膚症状のほか、全身の関節も痛む関節症性乾癬。痛くて歩けなかった時期もある。今年1月に新薬として2種類が承認された点滴や皮下注射による「生物学的製剤」も利用している。

 この薬は、炎症にかかわる物質の働きを抑える働きがあり、すでに関節リウマチに使われている。高価で感染症にかかりやすくなるなどの副作用もあり、現在は限られた病院で重症患者に使用されている。

 効果は劇的だった。「薬を点滴している最中から、関節の痛みがスーッと引くのが実感できた」と大蔵さん。ただ、インフルエンザなどの感染症の予防には、人一倍気をつけている。

 乾癬に詳しい聖母病院(東京・中落合)皮膚科の小林里実さんは「重い乾癬にも有効な治療が行える時代になった。関節に症状があれば、変形するなど元に戻らなくなる前に、生物学的製剤で炎症を抑えるべきだ。副作用を気にする人が多いが、実際に治療を受けてみて後悔する人は少ない」と話す。

 大蔵さんも「患者会に入って他の患者の声を直接聞けば、副作用の恐れがあるからといって治療をむやみに怖がる必要はないことが分かるはずです」と話す。

 大蔵さんは患者会の活動の一環で毎年、女性患者の集まりを主宰する。医師の講演のほか、症状を目立たなくする化粧方法などを専門家から教えてもらう。

 大蔵さんのお気に入りは、マニキュアに似た人工爪「ジェルネイル」。乾癬になると爪が変形したり、割れたりする人も多いが、ジェルネイルを使うと、爪を保護しながら、おしゃれも楽しめるという。

(読売・医療大全記事より)

◆乾癬の医療機関については、以下、医事ブログの「医療機関案内」を参照してください。
◆医療機関案内

タグ:乾癬患者
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