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◆脈絡叢腫瘍 治療法は? [脳ドック]

Q.脈絡叢腫瘍 治療は可能か
 脳ドックで脈絡叢(みゃくらくそう)腫瘍(しゅよう)の疑いがあると言われました。今は何も症状がありませんが、進行すれば何か症状が出るのでしょうか。治療はできますか。(58歳女性)


A.難しい摘出 経過観察も―桑名信匡(のぶまさ) 東京共済病院長(脳神経外科)(東京都目黒区)
 
 脳内には、脳室と呼ばれる空間があり、中枢神経を守る髄液(脳脊髄(せきずい)液)で満ちています。脳室の壁にある血管に富んだ組織が脈絡叢で、髄液を作っています。

 脈絡叢の腫瘍は、全年齢層でみると、他の臓器からの転移ではない脳腫瘍の約0・5%ですが、乳幼児では10~20%と多めです。成人なら大半は良性ですが、乳幼児は約4分の1強が悪性(がん)とされています。

 良性でも、腫瘍が大きくなって髄液の流れが悪くなったり、脈絡叢から髄液が大量に出たりして、脳室内に髄液が異常にたまって脳を圧迫する「水頭症」になる恐れがあります。主な症状は頭痛と吐き気です。

 完全に摘出すれば治りますが、脳を傷つけずに摘出するのは難しく、部位や大きさによっては後遺症の恐れもあります。髄液を体内の別の場所に流す管を留置する「シャント術」を行うこともあります。

 悪性の場合は、摘出のほか、放射線や抗がん剤による治療も考えられます。

 質問者は成人で、無症状とのことですので、慌てないで下さい。後遺症の危険性が高い部位なら、摘出が最善とは限りません。医師と相談の上、2~3か月程度の間隔で経過観察して、腫瘍の変化や症状の有無などをみてから対応を考えてもよいでしょう。

  (読売・医療相談室記事より)

★関連は【医事ブログ】を参照ください。
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タグ:脈絡叢腫瘍
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