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◆過度の訓練 体力低下も [スポーツ医学]

疲労と病気 過度の訓練 体力低下も

トレーニングのやり過ぎは、回復困難な疲労の蓄積を招くことがある。オーバートレーニング症候群と呼ばれ、注意が必要だ。

 川崎市に住むスポーツ医の野田晴彦さん(53)は、自分自身がオーバートレーニング症候群の経験者だ。

 医学部に入学後、陸上部に入部。4年生の終わりには1日10キロ、5年生になると1日も休まず月400キロ走った。記録も伸びて手応えを感じていた年末、風邪で体調を崩していたのをおして、初のフルマラソンに出場。レース後はひどい筋肉痛だったが、目標の年間5000キロ走破まで残りわずかだったため、練習は休まなかった。

 ところが、年明けに出場した駅伝では思うように力が出せず、練習後の疲れが取れにくくなった。6年生になると、練習が満足にできないどころか、歩行中に貧血を起こすこともあった。

 1か月間入院したが、検査では「異常なし」。しかし体調は戻りきらず、自己ベストは5000メートルを15分台だったのが、最後の大会は18分台にまで落ちた。

 スポーツのトレーニングは、筋肉の線維をいったん破壊し、栄養や休息を与えて筋線維を再合成することで強い筋肉を作る。しかし、負荷が過剰だと疲労が回復しきらず、そのまま練習を続けると、運動能力も低下してしまう。

 軽症の場合は数週間の休息などで済むが、重症の場合は回復に半年ほど要することもある。

 オーバートレーニング症候群の危険性は、特別激しい練習をする運動選手に限らない。国立スポーツ科学センター統括研究部長の川原貴さんによると、風邪や睡眠不足、精神的なストレスなどが重なると、中学校、高校の部活動レベルでも起きうるという。

 川原さんは「指導者は選手の体調をよく見極めて、練習を軽くしたり休ませたりする注意が必要。特に合宿などで集中的な練習をする際は、翌日に疲れが回復しているかどうかチェックし、疲れが残っているなら、事前の練習計画にこだわらず見直すこと」と話す。

 調子が良くてもっと練習したいと思う時が、落とし穴。目標の記録まであと一息という場合も無理に頑張りすぎてしまい、危ない。

 現在はフリーのスポーツ医として活動する野田さんは、指導者向けの講習会などで、自らの体験を交えてオーバートレーニング症候群の注意を促す。「練習は、きつければいいものではない」と強調する。

(読売・医療大全記事より)

◇無理しないで切り替えることが、最終的に良い結果を生むんですね! スポーツ医学の時代、ですね。


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