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◆がん患者が支える 話を聞き合う技術学ぶ [話を聞く]

がん患者が支える―話を聞き合う技術学ぶ
 

 がん患者がおしゃべりをして、ほっとしたり、情報交換したりする「がん患者サロン」が活発な島根県。
ほとんどは病院や公民館などで患者が中心になって運営する。その中で、出雲市の「がん情報サロン ちょっと寄って見ません家」は、A子さん(64)が自宅の一部を開放して、週5日開く個人サロンだ。

 60歳代後半の女性が深刻な表情で扉を開いた。

 「治療できない膵臓がん。余命半年。緩和ケアに行きなさい、と言われた。でも私は終末医療はいや」

 心の動揺は激しく、医師に信頼を置いていないようだ。苦悩の在りかを探り当てたA子さんは「別の医師の意見を一緒に聞きに行きましょう」と誘った。診断は変わらない。が、女性は、サロンに通い始め、笑顔が現れた。それから1年半のこの春、亡くなった。

 「仲間がいると不安が薄らぎ、前を向ける」とA子さん。
2005年に大腸がんで亡くなった夫、均さんは、海外で使える抗がん剤の早期承認を求めて国に働きかけ、がん医療改革に命を燃やした。その思いを継いで患者支援を続ける。


 Y子さん サロンの輪は全国に広がり始めている。「愛媛がんサポートおれんじの会」は昨春から、愛媛大学病院と協力して、「ふれあいサロン」を開く。おしゃべりの場と言っても、運営には課題があるという。子宮頸がんを経験した理事長のY子さん(44)は「善意の言葉が、患者を傷つけ誤解を与えてしまう場面もあって、運営者には技術も必要」と指摘する。

 「前向きな気持ちでいなきゃ! 病気が進んじゃうわよ」などと励ましたつもりが、沈んだ人を逆に追い込む。希望が持てず攻撃的な物言いになる患者の気持ちに寄り添い、丁寧に話を聞くのも難しい。

 そこで、話を聞き合う際に必要な技術を学ぶため、「ピア・カウンセラー養成講座」を実施している。「ピア」とは仲間の意味。講師は産業カウンセラーの資格を持つ会の役員だ。受講者同士で話を聞く様子をビデオ撮影し、課題を発表する実習も行っている。

 そのほか、治療の中身や医学的な質問は病院側につなぎ、健康補助食品や民間療法の販売斡旋などは断る、といったルールを病院側と取り決めた。

 松本さんは「試行錯誤ですね。サロン活動を広げるには、ピア・カウンセラー養成のプログラムを確立していく必要があります」と話している。

 【サロン運営の心構え】
  ・他の人の話の途中で口を 挟まない
  ・善意を押しつけない
  ・批評や評価をしない
  ・非難しない
  ・無用の励ましをしない
  (愛媛がんサポートおれんじの会作成)

(読売・医療大全記事より)

☆この記事を読んでいると、「シモンチーニ がんセンター」のことが思い浮かぶ。何とかならないものだろうか、と思う。治療法は違っても、要は、治るならば、その選択肢を加えたいものだ。


タグ:がん相談
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