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◆胃の検査でピロリ菌がいると言われたら [ピロリ菌]

Q. ピロリ菌は除菌した方がいいか 
 胃の内視鏡検査を受けて、ピロリ菌がいると言われました。除菌した方がいいのでしょうか。その場合の注意点と副作用などについて教えてください。(67歳男性)


A. 胃がん予防なら自費、下痢や逆流性食道炎も―瀬戸泰之 東大病院胃・食道外科教授(東京都文京区) 

 ピロリ菌は、胃がんを発生させる有力な促進因子だと確認されているので、胃がんが心配なら除菌した方がいいのかもしれません。ただし、保険が使えるのは胃潰瘍(かいよう)や十二指腸潰瘍で、胃がん予防の場合は自費診療になります。

 除菌に使う抗生物質の量は、けがなど日常的な病気で使う量よりかなり多いので、下痢や吐き気、胃もたれといった副作用が表れやすくなります。また、副作用ではありませんが、除菌で胃酸の分泌が正常になり、逆流性食道炎になって胸焼けを起こしやすくなる可能性があると言われています。

 注意点としては、除菌を行っても1~2割は成功しない、つまり菌を完全にやっつけられない場合があること。このため、除菌を受けた後は、除菌が成功したかどうか、医師にきちんとチェックしてもらうことが大切です。菌が残っていたら、別の抗生物質を使ってもう一度除菌することもできます。

(読売・医療相談室記事より)

◇さらに医術が進歩すれば、安心して除菌できる、あるいはしないでも問題ないとか、なんらかの方法が見つけ出されることを期待しています。ガンについては、シモンチーニ氏のような治療もあるのですから。


Q. ペニシリンアレルギーでも除菌できる?
 
胃カメラで検査を受けたところ、ピロリ菌が見つかりました。除菌したいのですが、小学生のころ、ペニシリンアレルギーで全身に発疹した記憶があります。医師からは、除菌はペニシリンを必ず使わなくてはいけないと言われました。除菌する方法はないのでしょうか。(63歳女性)


A. 原則的には使えない―瀬戸泰之 東大病院胃・食道外科教授(東京都文京区)  

ピロリ菌の除菌では、2種類の抗菌薬(抗生物質)と、胃酸を抑える薬の計3種類の薬を飲みます。この抗菌薬のうちの一つ、アモキシシリン(商品名・バセトシン、サワシリンなど)はペニシリン系の薬なので、ペニシリンアレルギーの方は服用することができません。

 代わりの薬を使うこともありますが、除菌が成功する確率は落ちると言われています。主治医の方によく相談してください。

 ピロリ菌がいた方が食道腺がんの危険性を下げるという報告もあり、私の個人的な考えとしては、アレルギーの危険性を冒してまで除菌する必要はないと思います。

(読売・医療相談室記事より)

東大病院胃・食道外科と瀬戸泰之教授 関連リンク
◇◇◇◇◇◇◇◇
◆のあ いちいHP

タグ:ピロリ菌
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◆ピロリ菌感染、保険適用広がる [ピロリ菌]

ピロリ菌感染者、保険適用広がる… 胃壁萎縮なら除菌治療


 胃に住み着く細菌・ピロリ菌。胃炎を起こし、胃がんや胃潰瘍はじめ様々な病気につながる。除菌治療の保険適用が、6月から、早期胃がんの内視鏡治療後の患者などに広がったという。

 ピロリ菌は食べ物の口移しなどで幼児期に感染、胃粘膜の上や粘液中を浮遊する。胃の内部は胃酸のため通常の細菌には住みにくい環境だが、ピロリ菌は酵素で周囲を中和して生息する。

 ピロリ菌に感染すると胃の粘膜細胞が炎症を起こす。自覚症状はないが、感染が続くと慢性胃炎になる。

 ピロリ菌が引き起こす慢性胃炎は、胃がんや胃潰瘍をはじめ様々な病気の素地となる。

 だが、ピロリ菌に感染した全員が胃がんになるわけではない。ピロリ菌感染者のうち、胃がんになるのは0・2~0・3%だという。

 胃がんは、ピロリ菌による慢性胃炎の状態から、徐々に胃壁が薄くなる「萎縮」が起こる萎縮性胃炎を経て発症する。萎縮はエックス線や内視鏡の検査でわかる。萎縮のスピードや最終的にがんになるかどうかは、遺伝や食事が関係する。

 除菌治療は、胃酸を抑える薬(プロトンポンプ阻害剤)と2種類の抗菌薬を1週間服用して行う。服用者の1~3割に軟便や下痢が起こる。除菌できた場合、再感染の心配はほぼない。

 従来、感染の有無を調べる検査や除菌治療に保険がきくのは、胃・十二指腸潰瘍の患者のみだったが、今回、〈1〉悪性リンパ腫の一つである胃MALTリンパ腫
〈2〉血液の難病・特発性血小板減少性紫斑病
〈3〉早期胃がんの内視鏡治療後の患者にも広がった。

 胃がんへの拡大は、国内の研究結果による。早期胃がんの内視鏡治療後に、ピロリ菌除菌をしたグループとしないグループに分け、残った胃の状態を調べた。除菌をすると、胃への新たながんの発生が、除菌をしないグループの3分の1に抑えられた。

 今回保険適用が広がったが、それでも対象になるのはピロリ菌感染者のうち100人に1人か2人程度とされる。ピロリ菌の専門医が組織する日本ヘリコバクター学会は、感染者全員に除菌を推奨するが、自費だと検査・除菌費用は、施設や検査手段などで異なるものの、数万円かかる。

 ピロリ菌の感染者は、衛生環境が整わなかった1960年代以前に生まれた世代に多く、60歳代以上に限ると8割とされる。感染を調べる検査は、内視鏡で胃粘膜の組織をとる方法と、血液や尿、便、呼気を調べる方法がある。

 同学会理事で杏林大学(東京・三鷹)消化器内科教授の高橋信一さんは、「自分が胃がんになるおそれがあるかを知る上で、ピロリ菌の感染を調べる価値はある」と指摘。除菌治療を行うかどうかは、「萎縮の程度が進んでいたり、家族に胃がん患者がいたりする場合は、がんに進む可能性が高いと判断できるので、治療を勧めます」と話す。

(読売・医療大全記事より)

◆この記事を読んでいると、私もピロリ菌の除菌をした方がいいかな、と思います。
胃潰瘍・十二指腸潰瘍・・という病名が付くつかないには関係なく、手ごろな費用で除菌が出来るようになるといいですね。


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