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◆インプラント 治療の成否 持病から― [歯科・インプラント]

インプラントで困ったら 治療の成否 持病が左右 !
 
―「血糖値が300を超えており、この状態ではインプラントは出来ません」― 

 千葉市の東京歯科大千葉病院・口腔インプラント科の診療室で、同市在住のC子さん(58)は2008年11月、担当の歯科医からこう告げられた。
血糖の正常値は110ミリ・グラム/デシ・リットル未満。手術前の検査で糖尿病が疑われた。

 インプラントは歯茎の骨に埋め込んでから通常3~4か月で結合する。しかし糖尿病があると、傷の治りが遅く、骨が再生しにくい。インプラントが固定しない場合がある。

 C子さんは市内の内科医を受診、糖尿病と診断されて指導を受け、1日の摂取カロリーを1500キロ・カロリーに抑え、朝夕には30分ずつ散歩。好きなお菓子の間食もやめた。

 約1年で血糖値は正常範囲に下がった。検査結果を持って同病院の通院を再開。昨年秋、手術を受け、今年1月にインプラントの歯でかめるようになった。

 2006年10月~10年2月に同科でインプラントを希望した患者923人のうち、約3割の289人は血糖値が正常値を超えていた。

 口腔インプラント科教授の矢島安朝さんは「骨粗しょう症や貧血の項目でも、約2割の患者から異常値が見つかっている。いずれも、傷の治りが悪くなり、治療が失敗する心配がある。血液や尿検査は欠かせない」と話す。

 インプラントの治療の成否にかかわる病気は、糖尿病などのほかに、ステロイド剤を治療に使う関節リウマチや気管支ぜんそく、潰瘍性大腸炎、さらに肝機能が低下する肝硬変など数多い。

 持病があっても、病状が悪化しないように管理していれば、多くの場合、インプラント治療は可能だ。

 ところが同大の事前検査で血糖値の異常が見つかった人の85%は、検査を受けるまで血糖値が高いことを知らなかった。

 インプラントの治療を受けようと思ったら、かかりつけの医師に相談し、自らの健康状態を見直しておくのが賢明だ。
検査データを歯科医に持って行くことも有益だ。

※東京歯科大千葉病院では、インプラント治療にあたり全身の健康状態をみるため、血液検査を行っている。
(読売・医療大全記事より)

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