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◆食事療法―心療内科― [心療内科]

心療内科―食事療法―ゆとりがカギ
 

  佐賀市のC子さん(31)は、22歳だった2001年夏、医師から「1型の糖尿病」と告げられた。
 1型糖尿病は、血糖値を下げるホルモンのインスリンがほとんど分泌されなくなる病気。  生活習慣が原因の2型とは異なる。  C子さんはインスリンの注射を1日4回欠かさず打ち、食事を1日1600キロ・カロリーと指示された。

  しかし、普通に食べられないことが苦痛になり、冬には反動から「過食」が始まった。
 冷蔵庫の食べ物をすべて食べないと気が済まない。そんな自分が嫌で落ち込み、「死にたい」と考えるようになった。仕事もできなくなり休職。体重も増え、血糖値も悪化した。

 翌02年3月、医師に過食のことを話した。そこで紹介されたのが、九州大学病院(福岡市)の心療内科。
 同科で糖尿病や摂食障害を専門とする瀧井正人さんが主治医となった。

 瀧井さんは、患者からまず、糖尿病についてこれまでだれにも言えなかったつらさや怒りを引き出し、時間をかけて聴いていく。

 C子さんは、「何で私がこの病気にならないといけないの?」と、
病気を否定する気持ちでいっぱいだった。しかし、抗うつ薬を飲み、話を聴いてもらううちに、少しずつ病気を受け入れられるようになったという。

 最も救われたのは、「インスリンをきちんと打てば、普通に食べていい」という、これまでの厳しい指導とは違う瀧井さんの言葉。適量のおやつを食べる「間食タイム」も提案された。気持ちが楽になった。

 瀧井さんによると、食事療法は厳格にやり過ぎると長続きしない。多少の緩みを許容すると、かえって自己管理がうまくいくことが多いという。

 抗うつ薬は1年で不要になった。その後、結婚もした。しかし、仕事は人に任せられずに抱え込み、家事は自分の納得のいくようにこなせない。そんな自分が許せなくなり、過食に走ることがまだあった。

 自分の完璧主義が、病気を悪くする悪循環を招いている――。
 カウンセリングの中でそう気づかされ、「仕事も家事も8割できれば良し」と心がけた。

 やがて少しずつ過食も治まり、08年4月、同科での治療を終えた。今は地元の病院で糖尿病治療を続け、血糖値も安定している。

 瀧井さんは「糖尿病になると、家族や周囲の人たちまでが『食べてはダメ』と監視の目を向けがち。それがストレスになり、独りで苦しむ患者は多い。心も併せて診る必要が大きい病気なのです」と指摘する。

(読売・医療ルネサンス記事より)

◆私は、2型糖尿病と診断されましたが、運動と食事で1年半かかって基準値に戻しました。今もそれを続けています。しかし、1型糖尿病の方は、インスリンを打ち続けなければなりませんので、その苦労は大変なものだと思います。自分に与えられてしまった病気と一生付き合わなければなりませんので、リラックスして気長に病気と付き合っていくようにすることが大切ですね。
 私は他に頚椎ヘルニアがあり、首の7つの椎間板のうち6つつぶれた状態なので、長いこと同じ姿勢でパソコンに向かっていると、気持ちが悪くなっていられなくなります。手足の痺れがありますが、肩こり、後頭部が痛むなど、これも歩くと少し緩和するので、気長にやっていかなくてはなりません。加齢とともに色いろ病気が出てくるのは自然のことかもしれませんね。まあ、健康で年をとる方もいらっしゃるでしょうが、少ないかもしれません。





タグ:1型糖尿病
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◆自律訓練法 心療内科 [心療内科]

―自律訓練法 筋緊張ほぐす―

 大阪市の会社員B子さん(24)は、2009年1月、車を運転していた時、急に左まぶたが閉じてしまい、開けられなくなったという。

 複数の医療機関を受診し、総合病院の神経内科で、初めて「眼瞼痙攣」(がんけんけいれん)と診断された。
まぶたの筋肉が異常に緊張して開きにくくなる病気で、詳しい原因はまだ分かっていない。

 治療薬のボツリヌス菌毒素製剤の注射を受けると、やっと目が開いた。しかし今度は右目が開かなくなった。
抗けいれん薬を飲んだが、数時間しか効かない。

 発症から半年が過ぎた7月、関西医大滝井病院(大阪府守口市)の心療内科(現・ストレスケア外来)を受診。医長で主治医の神原憲治さんの勧めで、手の指や肩、額などにセンサーを張り付け、脈拍、皮膚温、発汗、筋肉の緊張などの変化を見る検査を受けた。

 しばらく安静にした後、暗算を行った。普通の人は、暗算というストレスによって筋緊張が高まり、発汗が増える。ところが彼女は、安静時からすでに筋緊張が高い反面、暗算時の発汗がほとんど増えない。

 手のひらの発汗は、感情の変化を表す。体は常にストレスを感じて緊張しているのに、それを心では感じにくいことが見て取れた。

 実際、B子さんは、上司から理不尽な注意を受けても、自分が悪いと考える。そして表面上は元気に振る舞う。それが自然で、自分ではおかしいと思わない。

 12月になると、注射の効果は1か月ほどで切れるようになり、左目が常に閉じた状態になった。
 
 そこで始めたのが、「バイオフィードバック」という手法。
 正面の画面に、筋緊張や皮膚温、発汗などの変化がグラフで映し出される。自分がどんな状態の時に緊張し、リラックスするのか、目で確認できる。

 その状態で、「自律訓練法」をやってみた。ソファに横たわり、医師の言葉に従って、手や足が「重たい」「温かい」とイメージするリラックス法だ。すると、体の緊張が緩んだのか、直後にまぶたが開いた。
 効果は1日中続いたという。

 現在、治療を受けながら、自宅でも自律訓練法を行う。神原さんの勧めで日記も付ける。翌日に読み返すと、「仕事でミスをしたとしても、ここまで自分を責めなくてもいい」と客観的に考えられるからだ。完治はしていないが、まぶたが開く時間は増えた。

 神原さんは「無視していた体や心の声に耳を傾ける。その大切さに気づくことが、心身症の治療には重要なのです」と話している。

(読売・医療大全記事より)

◇一般には、強がりを言っても、一方で、心では怖がっていたり心配したりしている自分を感じていたりしますが、「それが自然で、自分ではおかしいと思わない」と抑え込んでしまっていることが原因になっているのでしょうか。感じたままを言う方が自然であり病も発症しないと思いますが、相手が上司とか、そうできない状況というのがありますから、そこのコントロールが難しい、とこの記事を読んで思いましたね。

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◆絶食療法で腹痛改善 ! [心療内科]

・心療内科 ―体と心を分けずに診る―

絶食療法で腹痛改善 ! 

 近畿地方の50歳代の主婦A子さんは、30歳代の半ばごろから、食事をすると、おなかがひどく痛むようになったという。

 夫は消化器内科医。胃や大腸を内視鏡で検査しても、異常は見つからない。胃腸薬を飲んで痛みを抑えるしかなかった。血液検査で軽症の膵炎と分かり、治療薬の点滴を受けたこともあるが、検査数値も症状も改善しなかった。

 気分は落ち込み、不眠も悪化。やがて食べ物の味が分からなくなり、料理も思うように作れなくなった。

 46歳だった2002年4月、関西医大心療内科(大阪府守口市、現在は枚方市)を訪ねた。
慢性膵炎など体の病気の発症や悪化には、ストレスが影響していることが多い。こうした病気をまとめて「心身症」と呼び、その患者の体と心の両面を併せて診る内科が心療内科だ。

 教授の中井吉英さん=現・洛西ニュータウン病院(京都市)名誉院長兼心療内科部長=は、A子さんの体を触診や検査で調べながら、診察の度に話をじっくり聴いた。心理テストも行い、次第にA子さんの性格が分かってきた。

 常に夫と子どもの世話ばかりを考え、自分を大事にしてこなかった。人に嫌なことをされても、決して反発しない。ストレスは一人で抱え込む……。こうした性格が膵炎に影響を与えている、と考えられた。

 そこで中井さんが勧めたのが、心身症を対象に行われる「絶食療法」。入院し、医師の管理のもと、水分以外は一切口にしない。弱った内臓を休ませ、自律神経や代謝の機能が整うという研究報告もある。実施する医療機関は少ないが、健康保険も適用される。

 A子さんは03年10月、9日間の絶食療法を受けた。不思議とつらくなかった。結婚後初めて一人でのんびり過ごし、自分を静かに見つめることができた。薬なしでも眠れた。絶食を終えると、重湯を一口すすり、感動した。「甘い……」。味覚が戻っていたのだ。

 以来、定期的に中井さんや心理士と会話し、他人に合わせてばかりの生き方を改めることにした。夫には思ったことが言えるようになり、腹痛はみるみる良くなった。

 「病気は、自分の生き方を見直すきっかけになった。これから大変なことがあっても、受け止められると思う」とほほえむ。

 中井さんは「ストレスに満ちた現代社会では、患者を様々な角度から診る心療内科が、ますます必要になる」と確信している。

(読売・医療ルネサンスより)

◇私もこの記事を読み、大変参考になりました。


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