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◆インスリン自己免疫症候群 原因はαリポ酸のSH基! [サプリメント]

[夕刊企画] ―最新の医療ルネサンス・医療企画(読売新聞より)―

サプリメント「αリポ酸」で低血糖に… 特定の白血球型が危険
 ダイエットや老化防止の効果を期待して、中高年女性を中心に使用が広がるサプリメント「αリポ酸」で、ふるえや動悸といった低血糖症状を招くケースが相次いでいるという。

薬と同じく摂取記録を
 昨年10月、千葉県船橋市の同市立医療センターを受診したOL(33)の意識はもうろうとしていた。1か月前から、手足がしびれ、だるくなった。インスリン注射をしていないのに低血糖になる「インスリン自己免疫症候群」だった。原因は、その年の夏まで半年間、服用したαリポ酸だった。

◆αリポ酸がなぜ低血糖を引き起こすのか?

 膵臓から分泌され、血糖値を下げるホルモン・インスリンは、2本の鎖が絡み合った構造をしているが、αリポ酸にあるSH基は鎖の結合部を切断してしまうという。2本に分離した鎖の一部は、特定の白血球の型と結びつきやすく、結びつくと異物(抗原)として認識され、大量の抗体が作り出される。抗体は、血中で、正常なインスリンと結びつき、インスリンの働きを抑える。膵臓は、血糖値を正常に保とうと新たなインスリンをどんどん分泌する。

 だが、抗体と抗原の結合は緩く、たくさん結合するものの、簡単に離れる。すると、大量のインスリンが正常に働きだす事態となり、低血糖になるというわけだ。

 この白血球の型を持つのは、日本人の約8%。東アジアに特徴的な型で、欧米では人口の1%に満たないという。

 ほかにも、SH基を持つ薬やサプリメントはある。東京女子医大糖尿病センター教授の内潟安子さんらの全国調査で、バセドー病などの治療薬での発症が確認されているという。

 海外では、ピリチノールという関節リウマチの薬による発症も報告されている。これは、海外では、サプリメントとしても流行していて、日本でも個人輸入の動きもある。「今後、ピリチノールをはじめ新たなサプリメントによる発症も十分気をつける必要があります」と内潟さんは話す。

 サプリメントは、多くの人への試験を積み重ねて開発される薬と違い、安全性や有効性に関するデータは乏しい。
αリポ酸のダイエットや老化防止の効果も、「現時点では人を対象にした信頼できるデータはなく不明」(梅垣敬三・国立健康・栄養研究所情報センター長)という。

 だが、サプリメントを使う人は、副作用は想定していないことが多い。冒頭のOLを治療した船橋市立医療センター代謝内科部長の岩岡秀明さんは、「本人に聞いてもすぐにαリポ酸の摂取歴を確かめられなかった。薬のように処方データもなく、原因を突き止めるまで時間がかかった」と振り返る。サプリメントを服用するなら、薬と同じように、何をどれだけ服用したかの記録をつけることが重要だという。

◆サプリメントも薬同様の注意を要する、ということですね。漢方薬もそうですが、副作用のことを忘れてはいけませんね!

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