So-net無料ブログ作成
検索選択
漢方治療 ブログトップ

◆漢方の現状 基礎知識 [漢方治療]

◇日本東洋医学会会長の寺澤捷年(テラサワ カツトシ)さんが、患者が知っておきたい漢方の基礎知識について応えてくださいました。 

Q、漢方とはどんな医療ですか?

 中国から伝わり、安土桃山時代から江戸時代にかけて日本で確立された治療体系です。患者の体全体の調和をはかれるよう、複数の生薬から成る薬を処方します。漢方は、明治になって医師は西洋医学を学んだ者とされたために、一時すたれましたが、1971年に保険適用が認められ、再び表舞台に上がりました。

 中国、韓国と違い、一人の医師のもとで西洋医学、漢方の両方の治療が受けられるのが日本のいいところです。局面に応じて、西洋薬、漢方薬の使い分けが可能です。現在の漢方は、西と東の医療のいい所を取って、最良の結果を出すことを目指しています。

Q、どんな患者が来ますか?

 まず、西洋医学の治療ではうまくいかない患者。いい薬があっても、発疹などの副作用が出てしまう患者に漢方を試してみるのはよく行われています。

 次に、食欲不振、不眠、下痢、耐え難い痛み、気力減退など、体の不調を感じているものの、原因が分からない患者です。漢方は、人間が持っている自然治癒力を引き出すのが得意です。年に何度も風邪を引いてしまうような虚弱体質も西洋医学では治す手だてはありませんが、漢方でよくなる人も多くいます。

Q、漢方が好きという患者もいますね。

 患者は7対3で女性が多いですね。天然の草根木皮を使うので安心感があるのでは。また漢方は処方を決めるのに、患者の話をよく聞かなければなりません。初診の患者は、30分くらい診察にかかります。そうした診療が高い満足度につながっていると思います。

Q、副作用は?

 漢方にも副作用はあります。甘草という生薬の成分が蓄積しやすい体質の人は、長期間の服用で、血圧が上がり、むくみが出ます。まれに、命にかかわる間質性肺炎を起こすことがあります。薬剤性の肝障害の心配もあります。大事に至らないようにするため、3~4か月ごとに血液検査を受けるのがいいでしょう。

Q、長く続けないと効果が出ないのでしょうか?

 一般的には、3~4週間で効果が分かります。関節リウマチならばこの期間で痛みは十分に取れないかもしれませんが、食欲が出てきたとか、良く眠れるようになったとか改善が見られるようになります。良い兆候がないなら、処方が合っていません。薬を変えてくれるはずです。

Q、どうやって漢方医を探せばいいでしょうか?

 日本東洋医学会のウェブサイトには、2700人の漢方専門医の情報があります。専門の診療科で検索できるので、近くにいる医師を探してみてください。

(2010年4月21日 読売新聞から)

◆日本東洋医学会


◇◇◇◇◇◇◇
◆のあ いちいHP
◆日記帳
◇◇◇◇◇◇◇

タグ:漢方治療

◆血流改善 漢方で! [漢方治療]

=広がる漢方治療=

◇血流改善 足の痛み軽く、漢方で歩行距離が延びた
 
 東京都足立区のSん(69)は2年前、38年続けた北千住駅前の居酒屋を閉めたという。
調理場に長時間立っていられなくなったためだ。特に右足は、少し歩くだけで、ふくらはぎや、すねの筋肉が痛む。

 帝京大病院(板橋区)での検査で右太ももの太い動脈がコレステロールなどで詰まっていることが分かった。
閉塞性動脈硬化症という病気だ。足の痛みは、血流が少ないため、酸素が行き渡らず、すぐに疲労してしまう。
血管に細い管を入れ、狭くなっている部分で内側から風船をふくらませて広げる治療を受けた。
しかし、足の痛みはほとんど変わらず、がっかりしたという。

 その後も定期的に通院していたSさんに、新しく主治医となった同病院血管外科の新見正則さんは漢方薬を処方した。外科医ながら、日本東洋医学会の漢方専門医の認定を取った異色の医師だ。

 「太ももの血管ばかりでなく、ひざから下の血管の流れが悪い患者は、治りがよくない。そうした患者も良くしたいと思い、西洋医学とは治療法が違う漢方を学んだ」のだと。

 新見さんが処方したのは、「当帰四逆加呉茱萸生姜湯」。体を温める働きがあり、しもやけなどに使われる。

 医師が主に処方する漢方薬は、148種類が粉末のエキス製剤になっている。
保険適用で、1日当たりの薬代は30~110円程度(3割負担)だ。

 新見さんは薬の服用と共に、「運動で血流が増えるので、毎日歩くように」とアドバイス。
 Sさんは昨年6月から、軽い散歩を始めた。最初は100メートル歩くと足の痛みで止まっていたが、日に日に距離は延びた。現在では、行きつけの喫茶店まで、当初より10分短くなり、20分ほどで歩けるという。

 新見さんは「通常の薬と組み合わせると、治療効果の増強が期待できる。この漢方薬は副作用の心配も少なく使いやすい」と話す。

 
★漢方薬の種類
 【医師による処方】
 ・医療用エキス製剤 医師が処方する。約150種類が保険適用。
 ・医師処方の「せんじ薬」 漢方の伝統的な処方。医師の判断で生薬の追加や増量などもできる。原則保険適用。

 【市販】
 ・薬局の「せんじ薬」 200品目以上ある。医師処方のせんじ薬と異なり、生薬の追加などができない。
 ・漢方生薬製剤 漢方の生薬の成分を抽出し、粉末、錠剤、液剤などに加工した製品。風邪薬などの商品も出ている。
  (ほかに、漢方で使う生薬を健康食品として販売している場合もある)

◇情報プラス
補中益気湯(ほちゅうえっきとう)は新型インフルエンザを防ぐ

 病後の体力回復などに使われている補中益気湯は、新型インフルエンザの予防に効果がある可能性があることが帝京大病院血管外科の新見正則さんの研究で分かった。


 新型インフルエンザが流行している昨年9月に、愛誠病院(板橋区)の職員358人を、補中益気湯(エキス剤2.5グラム、1日2回服用)を服用するグループ179人と、同じ人数の服用しないグループに分け、インフルエンザと診断された人数を比較した。服用の期間は最長で8週間。


 補中益気湯を飲まなかったグループは8週間のうちに、7人がインフルエンザと診断されたが、飲んだグループでインフルエンザが分かったのは1人だった。


 新見さんは「補中益気湯は免疫力を高めるため、感染症の予防に有効ではないかと予想していた。この研究で、漢方になじみのない一般の医師にも、説得力のあるデータが示せたと思う」と話している。


 昨年、新型インフルエンザ患者第1号を診察した神戸市の医師も「免疫を強化するため」と予防のために補中益気湯を飲んでおり、患者に接する医師たちの間で、この漢方が広く話題になっていた。
(読売・医療ルネサンスより)


◇◇◇◇◇◇◇◇
~安全に改善~

◆不妊、自然妊娠

◆ワキガ克服法

◆高血糖

◆腰痛
◇◇◇◇◇◇◇◇
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:健康
漢方治療 ブログトップ