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◆第4回日本ケータイ小説大賞 受賞作品が決定! [ケータイ小説]

第4回の募集テーマ「15歳のキモチ。」に沿って、今回の最終審査は中学1年生~3年生のモデル、ケータイ小説作家計5名の「こども審査員」と、久保田智子アナウンサーほか2名の「おとな審査員」との話し合いにより決定したとのこと。

・日本ケータイ小説大賞実行委員会(毎日新聞社、スターツ出版)は4日「第4回日本ケータイ小説大賞」を発表。

☆日本ケータイ小説大賞:17歳高校生、繭さん

◇2529の応募作から選ばれたのは、大阪在住の17歳の女子高校生、繭(まゆ)さんの
風にキス、君にキス。」。賞金100万円が贈られる。

 今回は読者の中心的年齢層に絞った「15歳のキモチ」をテーマに設定。2回にわたる読者投票と12~15歳のゲスト審査員を迎えた最終選考会で、陸上部のトップランナーとマネジャーの淡い恋を描いた繭さんの作品が高い評価を得た。

◇他の受賞作は▽ ☆優秀賞=沙絢(さあや)「君を、何度でも愛そう。」 ☆特別賞=涼宮リン「俺様王子と秘密の時間」。

・大賞作品は14日に単行本として発売、その他の受賞作も順次販売される。

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瀬戸内寂聴:「言葉はね、生き物だから変わるんですよ」 ケータイ小説「あしたの虹」

瀬戸内寂聴さん 「ぱーぷる」の筆名でケータイ小説「あしたの虹」(毎日新聞社)を発表して話題になった瀬戸内寂聴さん。連載していたケータイ小説サイトでは総合ランキング1位に輝き「希望を持つよう励まされた」「慈しみの愛を再認識した」など、世代を問わず多くのコメントが寄せられている。
以下、瀬戸内寂聴さん

--物語は現代を舞台に、源氏物語の「藤壺」をモチーフにして描かれているとのこと。

(源氏物語千年紀にちなんでケータイ小説の作家たちが)源氏物語を下敷きにした小説を描くという企画があると聞いていたので、私もそうしようと思いました。ただ源氏物語を読んで私が不思議だと思うのは、源氏と藤壺の2人にあまり罪の意識がないことです。だから私は「あしたの虹」の2人には、自分がしたことに罪の意識を持たせました。源氏物語は貴族の物語で、何をしても許されるという世界ですが、今の私たちは自分がしたことに責任を持たなければなりません。

--主人公を中心にした家族の絆が印象的です。--


瀬戸内寂聴さん (ほかの)ケータイ小説を読んでいても感じたのですが、私たちの育ったころの家族と今の家族は違うんですね。離婚も平気になっています。そういう時代なんですよ。離婚した女性はだいたい子どもを連れて出て、ちゃんと経済的にやっていけるんですね。私が家を出るときは、子どもを連れて出ませんでした。子どもを連れて出て、小説をずっと書いていく自信がありませんでした。時代は変わっているんです。結局、最後に残るのは家族ではないかと思います。私は自分の手で家族を破壊しましたが、後悔はしていないものの、それがいいとはちっとも思っていません。

--ほかのケータイ小説では見られない「大人」たちの存在が目をひきます-

 (書く前に)たくさん(ほかのケータイ小説を)読みましたが、なんでここで大人が口を開かないのだろうという、そんな親ばかりなんですね。自分の娘が外で襲われて、それで気付かない。子どもも親に言わないでしょ。そこが不自然だなと思いました。今の子どもたちは非常に自尊心が強くて、例えばいじめにあった子も家に帰っていじめにあったと言いたくないんですね、いじめにあうような自分が嫌なんですよ。本来であれば親が気付かなくてはいけないのですが、気付かないんですね、今の親は。でもそれは一緒に暮らしていれば、愛があれば分かるはずですよね。

--今なぜケータイ小説なのでしょうか。--


瀬戸内寂聴さん (ケータイ小説には)100万部売れているものもある一方で、大人の目から見たら非文学的で、日本語を悪くするという批評がずいぶんありました。批評するには、それを知らなくてはならないと私は思いました。それに私は、基本的に若い人が好きなんです。前途を背負っていくのは今の子ども、そして若い人たちなんです。もう一つ、個人的なことですが、86歳にもなると何を見てもびっくりしないし感動しないんですよ。わくわくどきどきするにはどうしたらいいのか。秘密を持つことだと思います。今さら恋も出来ませんし、だから名前を変えて、誰にも内緒でケータイ小説を書いてみようと思いました。秘密をもったのが楽しかったです。言いたくて言いたくて仕方がありませんでした(笑)。

--「非文学的」という批判について。--

 言葉はね、生き物だから変わるんですよ。時代とともに、時とともに。千年前の源氏物語の原文は今の私たちが読むと外国語より難しく、読めません。私は一番分かりやすい現代語で源氏物語を訳したつもりですが、これもあと十年持つかどうか分かりません。やがてケータイ語で(源氏物語が)訳される時代も来るのではないでしょうか。それでいいと思います。

--若い人たちへ--


瀬戸内寂聴さん 小説というものは、自分の思いを自分の言葉で描けばいいのです。(今描いている人は)そのまま続けてください。自分の言葉ほど強いものはありませんので、必ず読んでいる人に通じると思います。

◇瀬戸内寂聴(せとうちじゃくちょう)

1922年徳島県生まれ。作家。作品に「夏の終り」(女流文学賞)「場所」(野間文芸賞)など。第3回日本ケータイ小説大賞・源氏物語千年紀賞名誉実行委員長を務めたことが、ケータイ小説との出合いにつながった。


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