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◆『葡萄街道の殺人』有里子さんは幸せな人生だった!? [文芸案内]

平岩弓枝さんの『葡萄街道の殺人』



後半の四章、五章でどんでんがえし。




第三章で終わる感じでしたが、違ったのです。




ドイツ、ワイン、ライン川流域、良く取材しているなあ!


と感心しながら読み進めていました。




売れるための殺人を嫌う私は、


人間のとらえ方に深みがあること、ドイツ、ワイン、ライン川流域の行き届いた取材に、


投げ出すことなく読み終えることが出来ました。




最後の終わり方、ちょっとドタバタしていましたが。




さて、有里子の人生は幸せだったのだろうか?


フロリダで二人目のアメリカ人と住んでいるTさんのことを想いました。




「本と旅の世界」では、2度に分けてふれました!(^^♪



本と旅の世界


○○●○○○
やくだつ市場




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◆『猫の親子』&新SFファンタジー『居そうなヒト』公開! [文芸案内]

日頃気になっている猫について書いて見ました!「のあいちい 作」です。
作品中の猫を見ていると、私の人生を考えてしまう。というより、猫から生き方、間の取り方を教えられますね。

☆『猫の親子』は、無料で読めますので、ちらっと立ち寄ってみて下さい。以下です。

★作家の街:桜色の部屋

◆◇のあ いちい 新作SFファンタジー◇【居そうなヒト】◆は、下記サイトへ!
こちらは、同じ「桜色の部屋」のなかに居ますが、有料=200円です。無料にしたいところですが、時間と労力をかけ、神経を削りました!
★作家の街:桜色の部屋

☆なお、連載の初めと終わりに近い部分は、以下リンク先にて読むことが出来ます。なお、「作家の街」での本作品は縦書きになっております。
◆居そうなヒト
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◆本と旅の世界(ツヅブロ)
◇∞◇∞◇◇∞◇∞◇◇∞◇
◆病気と健康◆
юююююююююююююююю
◆∞◇∞◇◇∞◇∞◇◇∞◆
◆∞◇∞◇◇∞◇∞◇◇∞◆

◆直木賞『切羽へ』井上荒野著 [文芸案内]

今日の讀賣新聞で、直木賞作家の江國香織と井上荒野の記念対談が載っていた。

江國、という名を初めて聞いたとき、男性かと思った。その後も男の作家に違いない、と長いこと思っていた。
今回、井上荒野、というひとが直木賞を受賞した、と聞き、これまた男性作家に違いない、と思った。

対談を読んでいて、男の観念に近いものを持っている二人だと。

二人とも父親が作家で、幼少時から影響を受けていることを知り、頷けた。

今回の受賞作、井上荒野の『切羽へ』は、パソコンで「きりは」と入力しても出現しない。「せっぱ」と入れるとヒットする。作中では、
「トンネルを掘っていくいちばん先を、切羽というとよ。トンネルが繫がってしまえば、切羽はなくなってしまうとばってん、掘り続けている間は、いつも、いちばん先が、切羽」
で、「きりは」と読むのだという。

舞台は、長崎県西海市の島・崎戸だということだ。読んでいて方言が直感的に何となく分かり、読みづらさは少ない。

主人公のセイは、小学校の養護教諭。夫は同じ島育ちの絵描き。
この作品に登場する「月江」という女性教諭と「本土さん」と呼ばれ妻がいるが「月江」に会いに来る男の存在がストーリーを盛り上げる。

帯を先に読んでしまったからだろうか。この島へふらりとやってきた独身男性の音楽教師・石和聡。出自をぼかしているが、料理が上手で純粋さも感じられる男。現実世界ではこのようなひとはいそうな存在。

しかし、セイが夫以外のこの登場人物に、そんなにも惹かれているという感じはしなかった。帯を読まないで読みにかかったら、また違ったかもしれないが。

それにしても、作中での「セイ」や「月島」、それに赤いコートの本土さんの妻には、女としてのそれぞれの味が見事に描かれている。
これは、女性作家の手によるものだな、と読んでいて思う。

細かな言葉の継ぎ穂で読者を引っ張っていく表現力が、この著者の持ち味だと。


◇∞◇∞◇◇∞◇∞◇◇∞◇

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★芥川賞 『時が滲む朝』楊逸(ヤン・イー)著 [文芸案内]

貧農出身の浩遠(ハウ・ユェン)と志強(ツェー・チャン)は、地方の高校で寮生活を送り、同じ大学に入ることを誓う。

猛勉強の末、二人は秦都の秦漢大学から合格通知を受け取った。

志強の家は貧しい農家。無学の両親。とりわけ父親は金がかかりそうだし農作業の人手が足りなくなるとぶつぶつ言ったが、母は鍋を売ってもお前を大学に行かせてやる、と言ってくれた。

浩遠の父は名門北京大学に入り哲学を専攻したが、「資本家や地主だからと言って悪い人だと決め付けるのは、弁証法に矛盾する」と発言して大学を卒業する直前に西北の農村に下放された経験を持つ。

入学した二人は、金縁メガネの若手教授・甘凌洲にひかれていく。
志強は、同じ大学の小柄な活動家・ぶどうのような瞳の英露、に恋をする。彼らは、民主化を求める運動に加わり、甘凌洲に率いられ北京までデモに行く。

天安門事件の後、二人は大学から退学処分を受け、甘凌洲らは海外に亡命した。

志強は秦都で田舎から出稼ぎに来た農民工に混じって日雇いの仕事を始めた。

浩遠は日本人残留孤児の二世と結婚して来日し、中国民主同志日本支局の一員となる。家族を養うため印刷工場で懸命に働くが、海外の民主化運動の実情を知るにつけ幻滅が深まる。二人の子供にも恵まれたが、妻にもいえない苦悩を抱え込む日常に耐えられなくなり、母国の父へ電話する。
「よしよし、泣きな、父さんも若い頃に何度泣いただろうか。夜中に布団を被って狼が吠えるように泣いてさ、すっきりしたら、翌朝の朝日がすごくきれいに見えた」・・

このストーリーの背景には、
ー1989年6月4日、北京市・天安門広場に集結していた学生を中心とした一般市民のデモ隊は「人民解放軍」によって武力弾圧され多くの市民が殺害されたーというあまりにも凄惨な事件がある。

当時日本にいた作者は、この慄然たる現実の前に、取材によりこれを書くとしても対象の悪魔は巨大過ぎただろう。
母国語を異にする著者が日本語で描いた世界。それがこの手法であったと思う。

上記の、電話での父との会話の部分。また、民主化運動をしていた彼らが、来日する後半のくだりに、事件の大きさが実感される。

かつて、民主化を掲げた金縁メガネのリーダー・若手講師の甘凌洲。レンズの奥の目がいつも金に負けないくらいキラキラして、傍によるとその秀でた才能が輝く目と一緒に迫ってきたひと。その後、妻子と別れ異国に亡命して8年間。フランス語を話せないまま大学の閑職にお世話になる乞食文化人に成り果てた、と手紙で知らせてきた・・

デザイナーになり、二狼工房の経営者になった志強が時を異にして来日した。

志強が恋した英露はアメリカに亡命後、大学でしばらく英米文学の勉強を続け、フランスの商社マンと付き合うようになったが、やがて妊娠がわかり、結婚して渡仏。4年前に英露は離婚して幼い淡雪(ダンシェ)を連れパリに移住。

成田空港での再会。甘先生、そしてすぐ後に現われた洋顔の男の子の手を引いた女性。すっかり変わってしまい、浩遠には誰か分からなかった。名乗られてそれが英露だと知った。洋顔の男の子はリヨンで生まれた息子・淡雪(ダンシェ)だった。
英露のぶどうのような瞳は少し色あせてみえた。今は、甘凌洲と同棲しているという。

ーCDジャケットから切り取った尾崎豊の写真・・ああ

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◆兼好の恋 [文芸案内]

讀賣新聞を読んでいたら、「徒然草」には、筆者の吉田兼好が自身の恋愛体験を文中にひそかに織り込んでいる、という文が目に留まった。これは、大胆な説なのだろうか。
兼好は1283年頃生まれ、30歳前後で出家した。
隠者生活を送った彼の人生観。

<九月二十日の頃、ある人にさそはれ奉りて、明くるまで月見ありくこと侍りしにー>

「誘われた」は、仮構で兼好自身が女に会いに出かけた、との解釈がある。
平安以来、女は恋を文学で告白する自由があったが、世間体がある男は許されない事情があった。
男からの告白は、明治の田山花袋『蒲団』までないとか。・・

兼好は、そのように恋の痕跡を残そうとしたのか・・

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☆日本の作家・有島 武郎 [文芸案内]

★有島 武郎(ありしま たけお、1878年 (明治11年)3月4日~ 1923年(大正12年)6月9日)
 小説家。

学習院卒業後、農学者を志して札幌農学校に進学、キリスト教の洗礼を受ける。
1903年渡米。帰国後、志賀直哉や武者小路実篤らとともに同人「白樺」に参加。
1923年、軽井沢の別荘(浄月荘)で波多野秋子と心中。

作品に、『カインの末裔』『或る女』や、評論『惜みなく愛は奪ふ』がある。

遺書の一つには『愛の前に死がかくまで無力なものだとは此瞬間まで思はなかつた』
と残されていた。

※時代と共に作家の生きざまと紡ぎだす作品模様が随分と違うのですね。
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◇高樹のぶ子のS I Aブログ

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☆【文芸と資格】: ☆作家の街:桜色の部屋

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★『消えた高校生』
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★白鷺の飛翔(性同一性障害とインターセックス)

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☆島清恋愛文学賞 [文芸案内]

27日は、「島清恋愛文学賞」の選考会だったとのこと。
高樹のぶ子氏は、現在は、島清(しませ)恋愛文学賞の 選考委員です。

島清(しませ)恋愛文学賞初代受賞作:
    高樹のぶ子『蔦燃 』( つたもえ)

『ラ・セーヌ』'93年1月号~'94年3月号に連載された、
『蔦の沈黙』が改題されて『蔦燃』となった。

☆島田清次郎が大正8年に発表した長編小説「地上」第一部は、
若い読者に迎えられ大ベストセラーとなった。

島田清次郎(1899-1930・明治32年-昭和5年)石川県石川郡美川町(現白山市)に生まれる。
昭和5年4月29日歿 31歳  (釈清文) 石川県石川郡美川町の共同墓地に氏の墓がある。

http://www.asahi-net.or.jp/~pb5h-ootk/pages/S/shimadaseijiro.html

昭和5年4月29日午前5時、東京府下西巣鴨庚申塚の保養院で一人の狂人が肺結核で死んだ。青白くやせ細ったその男の名は「島清」こと島田清次郎。

島田清次郎の生涯については、杉森久英著『天才と狂人の間』に詳しく描かれている。

やはり、常に恋をしてゐなくてはならぬのだ。
             「閃光雑記」より

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☆文芸と資格◇高樹のぶ子のS I Aブログ ☆作家の街:桜色の部屋

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